2019年9月頃から集中的に英語の勉強をやり始めたので、今までを振り返りつつ、現在の勉強方針をまとめてみます。
2019年以前の英語力
学生時代
学生時代から英語上達完全マップに沿って、音読パッケージ、瞬間英作文、文法、精読、ボキャビル、多読を一通りやっていました。
このとき使っていた主な教材は以下です。
- 音読パッケージ: みるみる英語力がアップする音読パッケージトレーニング
- 瞬間英作文: どんどん話すための瞬間英作文トレーニング
- 文法: 総合英語Forest
- 精読: ビジュアル英文解釈
- ボキャビル: DUO 3.0
- 多読: ラダーシリーズ
学生時代に最も必要な英語の能力は論文を読むためのReading能力でした。このとき一番Readingに効果があった勉強は瞬間英作文とボキャビルでした。
瞬間英作文は今後も私の英語の勉強の基礎になるのですが、文法書で理解した文法が反射的に使えるように訓練すると、英語の基礎能力が底上げされる感覚があり、英文が理解できるスピードも上がりました。
ボキャビルに関して、新しい単語はその場で調べて覚えればいいだろうと思っていましたが、あまりにも基礎的な単語がわかっていないレベルではまともに読み進めることができないことを理解しました。DUO3.0はボキャビル入門のような本なのでおすすめです。
逆にあまり意味が無かったのは多読です。最近気づいたのですが、TOEIC500点ぐらいも無いようなレベルで多読をしてもあまり意味がないと英語上達完全マップに書いてありました…当時の自分も単語は拾えるけど文章全体の意味が理解できていない感覚があり、飽きてやめてしまいました。
働き始めてから
英会話に興味が出てきたので、DMM英会話を始めました。並行して瞬間英作文や音読パッケージも続けていました。 1年か1年半ぐらいやりつづけて、5500分ぐらいはちゃんとやってたみたいです。
英会話は英語を話すときの精神的な不安を払拭するためにとても役立ちました。英会話のレッスンのおかげで、Speakingに対する恐怖心は無くなった気がします。
TOEICは2017年11月に受けたのが最後で560点ほどでした。その後仕事が忙しくなってしまい、しばらく英語の勉強をストップしていました。
2019年9月からの勉強内容
戦略
2019年振り返りでも軽く触れましたが、OMSCSに合格を目標に再度勉強を復活しました。 具体的にはTOEFL iBT100点ほどが必要です。TOEICだと900点以上になります。
TOEIC500点台の人が900点以上になるためには、それなりに長期(最低でも1年以上)の勉強になるので、モチベーションの維持を第一に置いています。そのため、
- 勉強へのハードルを限りなく下げるため、本による勉強ではなくいつも手に持っているiPhoneで全ての勉強を完結させる
- 数値的な目標の方が自分の性に合うのでTOEICのスコアを上げることを優先する
この2つを基本方針としました。勉強時間は月100時間を目標に、平日3時間、休日5時間ほどです。
iKnow!を使ってボキャビルする
まず最初に語彙力の増強が必須だと考えました。TOEICを何回か受けた経験から、やはり語彙数の少なさを実感していました。
weblio語彙力診断で計測したところ、だいたい4000語レベルの語彙力しかありませんでした。 TOEIC900点以上だと10000語レベルは超えるらしいので、DUO3.0では全く足りないレベルの語彙力が求められます。
集中的なボキャビルのために、DMM英会話を契約すると自動的に使えるiKnow!を使うことにしました。
私の使い方は以下のような感じです。 基本的にPCですが、たまにiPhoneでも進めています。
- 進めるコースをカテゴリごと一括で追加する
- まとめて学習で進める
- 「コース: 全て」、「アイテム: おまかせ」、「最大数: 10」に設定。新規が2 items、復習が8 itemsで出てくる
- 復習が200〜300 itemsになるまで進める
- 復習が溜まってきたら、「アイテム: 復習のみ」で復習を消化する
- コースが100%に達したら外して次のコースを追加する
iKnow!がデフォルトで用意してくれるコースを全て制覇するとだいたい10000語レベルらしいので、全コース制覇まではiKnow!を進めるつもりです。 3ヶ月以上毎日進めたのでかなり埋まってきました。
iKnow!が終わったらAnkiを使ってSVL12000を進めていきます。
多読
英語上達完全マップのボキャビルの解説にも書いてありますが、ボキャビルと多読には相関があります。 ボキャビルで脳内にうっすらと単語の意味をインプットした後に多読を行うと、実際の利用シーンで単語が定着していくので今は多読をメインに勉強しています。
また、2019年12月のTOEICを受けたのですが、Listeningの上達の実感はあったものの、Readingは2年前と変わらない手応えでした。 読むスピードが遅すぎて最後まで問題にたどり着いていません。そこで、多読で大量の読むトレーニングをする期間だなと考えました。
教材は自分が興味がありそうなトピックが良いと思ったので、技術書を原著で読むことにしました。
A Philosophy of Software Designは既に一度読み終えました。単語の難しさもちょうど良く、iKnow!で学んだ単語がどんどん出てきて良い復習になりました。 今はSite Reliability Engineeringを読んでいます。厚い本ですが少しずつ進めていきます。